3Dプリンタで85%作製されたロケット
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- 米国ベンチャー・Relativity Spaceが開発した3Dプリンタ製無人ロケット「テラン1」の打ち上げ試験が行われた。
- 全重量の85%が3Dプリンタで製造された。
- 2段目のエンジンに点火せず予定の軌道に到達できず。
- 担当者は「完全には成功しなかったが、飛行可能だと示す十分なデータが得られた」としている。
3Dプリンタ技術も進歩が急激に進んでいる印象ですね。ロケットに応用可能となるとかなり軽量で頑丈で精巧なものが作れているということでしょう。
ロケットが成立するとなると自動車、航空機、船舶など様々な乗り物の部品点数や製造コストの削減が実現できそうです。
更に昨今のAIの超絶進化やEV化の流れで進化する電池やモーターの技術と合わせると、あと数年内には世界の様相が一変する事態になってきそうです。
宇宙開発や海洋開発が爆発的に進み、人類の居住可能範囲も劇的に広がる可能性がでてきそう。これは夢が広がりますね。
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- データを持ち込むと3Dプリンタで製造してくれるサービスが登場。
- 家庭用の5万円程度の3Dプリンタでも様々に特殊な形状のツールを作製可能。
- 金属を扱える3Dプリンタではレーシングカーや人工衛星の部品なども作製可能。
- 複雑な形状でも溶接不要。空洞を作ることが得意で軽くて強度も高い。
特に特殊な形状をした部品を大量生産ではないものの数点~数十点、再現性よく作りたい用途に適しているようですね。まさに人工衛星やレーシングカーがそういったものに相当します。
大量生産を行うための「製造装置」などもこうしたカテゴリに入りますので、大量生産製品のメタ製造工程として3DプリンタとAIを組み合わせた設計とものづくりが今後主流になっていきそうですね。これは新しい製造業の潮流になってきそうです。